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松本侑子の「赤毛のアン」の英語セミナー18(全3回) 最終回

松本侑子   作家・翻訳家/日本ペンクラブ理事

日時 2010年03月06日(土)13:30-15:30
日時 2010年03月13日(土)13:30-15:30
日時 2010年03月20日(土)13:30-15:30

スタッフ写真
内容

2002年に第1期がスタートし、今回で18回目を迎えた「赤毛のアン」の英語セミナー。 第1回からのべ800名以上の方々に、全国から参加され、最終回も多くの方にご参加いただきました。

今回のテーマは「アンが巻きおこすユーモラスな騒動」。
マリラが大事にしているブローチを紛失する事件など、物語の中で、アンが引きアンが巻きおこすユーモラスな騒動を、松本先生の丁寧、かつユーモアな解説で 読み解いていきました。

途中のティータイムでは、素敵なお菓子をいただきながら、参加者の皆さん同士、また先生との交流を楽しまれていました。

最終日には、最後に先生から受講生へ素敵なメッセージ伝えていただき、感動的な最終回となりました。

この講座では、単に原書から英語を学ぶだけではなく『赤毛のアン』を通して、物語の背景からみえてくる「世界の常識」や「歴史的背景」、またアンの生き方 から得られる「幸福の哲学」など、多くのことを、松本先生から伝えていただきました。

長年受講してくださっている方からは、以下のコメントもいただいています。
「5年前、初めて『赤毛のアン』の英語セミナーを受講したとき、『赤毛のアン』についてはほとんど何も知らなかった……(中略)……このような『学び』が 体験できたのは、もちろん松本侑子先生の、長年の地道な調査に裏付けられた該博な知識によるものであって、感謝の念に堪えない。また、松本先生が折に触れ て話された『アンの幸福の哲学』とでもいうべきお話は、日々生活の糧になるものだった」

「この講座を知ってから、8回、参加させていただきました。どの回も、新しい発見と新しい情報をお聞きすることができ、とても楽しい時を過ごすことができ ました」

長年『赤毛のアン』の英語セミナーの講師を務めていただいた、松本侑子先生、ご参加いただいたみなさまに心より感謝申し上げます。

また、お会いできることを楽しみにしています。

<受講者のコメント>

文法の解釈が丁寧。また予習用のマテリアルを事前にメールしてくださることで、授業が充実している。何よりも先生のただ教えるというのではなく、この素晴 らしい知識を共有しましょう!というオーラがすごいと思いました。学ぶことって楽しいと思えた時間でした。 (S.Sさん 女性)

英語の小説を読むコツを色々と教えていただきました。時制を考えたり、アンのように想像力をたくましくして、書かれている描写を絵にしてみり・・・。英文 の小説を読んで感動できたこと自体が、感動的でした。 (K.Yさん 女性)

5年前、初めて「赤毛のアン」の英語セミナーを受講したとき、「赤毛のアン」についてはほとんど何も知らなかった。しかし、この5年間で「赤毛のアン」に ついて多くのことを知り、本当の魅力に触れることができたように思う。「赤毛のアン」がけっして子どものための文学などではなく(もちろん児童文学自体の 意義を否定するつもりはないが)、シェイクスピアなど多くの古典からさまざまな引用がなされているなど、その奥深さは想像をはるかに超えるものだった。ま た、原文(英語)を学ぶことで、たんに翻訳文を読むだけでは知り得ない微妙な言葉遣いや、文化の違いをも知ることができた。このような「学び」が体験でき たのは、もちろん松本侑子先生の、長年の地道な調査に裏付けられた該博な知識によるものであって、感謝の念に堪えない。また、松本先生が折に触れて話され た「アンの幸福の哲学」とでもいうべきお話は、日々生活の糧になるものだった。 (Y.Tさん 男性)

この講座を知ってから、8回、参加させていただきました。どの回も、新しい発見と新しい情報をお聞きすることができ、とても楽しい時を過ごすことができま した。今回で、最後と知って本当に残念に思っています。いつも、いろいろ準備をして、素晴らしい講座にしてくださった松本先生に感謝の気持ちでいっぱいで す。今まで、教わってきたことを、これから、少しずつ自分なりに深めていけたらと思っています。 (K.Yさん 女性)

今となって1人の学生として試験のためではなく好きなことを学ぶことの楽しさを再認識しました。これからも何か学びたいと思った時は色々と参加したいと思 います。 (S.Mさん 女性)

西洋文学において、造詣が深くないがゆえに見過ごしてしまいがちな引用やトリビアを教わることができました。仕事という点ではたちまち役に立つというわけ ではないと思いますが、人生をよく生きるためにはとても有益だったと思います。 (M.Yさん 女性)

英語の原書を読む楽しさを知りました。原書を読んでみたいという夢がずっとありましたが学生の頃から英語が苦手だったためか折角原書を用意してもすぐ挫折 してしまうし、英語の勉強もなかなか続けられませんでした。この講座だと単語や文法を助けてもらえて英文を読むことに集中でき、先生の詳しい解説も聞ける のでとても勉強になりました。それに物語の背景や物語に出てくる小道具の意味まで解説してもらえたのは、『赤毛のアン』がもっと興味深いものになったし、 一人で読んでいたらとて分からないことなのでとても得をした気分です。ただ文をたどるだけではなく、このような背景等も理解することが原書を読むというこ となんだろうなと思いました。 (Y.Jさん 女性)

最終回、先生からのメッセージ、お花を贈り、写真撮影、卒業式のようで感動しました。いつか、この講座を復活させてほしいです!! (Y.Aさん 女性)

数年前にこの講座があるのを知り是非とも参加したいと思っていました。最後の講座にやっと受講がかない本当に良かったです。少しずつ自分の時間を持てるよ うになってきたので、青春時代から結婚して子供を持つまで何度も読み返していたアンのシリーズをまた別の角度から楽しみたいと思います。 (A.Kさん 女性)

楽しかったから。そして、参加して本当によかったと思っています。現状、日々の生活で 英語 を活用する場面が残念ながら持ち合わせていないため、英語と いう観点からは、 役立つかどうかは??です。ですが、赤毛のアンというストーリーを通して、感じ取ったプラスのオーラは、元気なパワーとして翌日から役 立っています。 (K.Kさん 女性)

アンの悲劇的かつ滑稽なエピソードを原書で読むことができ、本当に楽しかったです。松本先生のご指導で倒置法による強調文を理解して読むことができ、物語 をさらに面白く味わうことができました。また、完了形を理解して読むことも大切だということもわかりました。イギリスにおけるスコットランドの独自性(プ ライド)も教えていただき、アンの背景をより深く知ることができました。 (I.Kさん 女性)

非常に満足しています。松本先生の授業はとてもわかりやすく英語の文法が苦手な私にとってこんなに楽しい英語の授業は他にありません。 (H.Tさん 女性)

よく準備され、先生の情熱が伝わってきました。 (K.Mさん 女性)

楽しい講座に参加できよかったです。ありがとうございました。「赤毛のアン」が大好きで、松本侑子先生のファンでもあるので受講しようと思いました。英語 は、勉強から離れて数十年、普段の生活の中では全く触れる機会などもない状態です。でも英語を学びたいという思いは常々持っていました。これを機会に、文 法などもきちんと勉強し赤毛のアンを原文で読めるようになりたいと思います。 (O.Sさん 女性)

申し込み時のスタッフの方の応対が親切でしたし、会場も横長の部屋で先生の声や黒板の文字が読みやすくありがたく感じました。 (S.Mさん 女性)

非常に満足しています。アンの世界を深く掘り下げるのに必要な「正確に一文一文読むこと、時代・文学背景、旅の情報」を教えて頂けたため。 先生自体がとても可愛らしい大人の女性で、その不思議な雰囲気にもひきつけられました。 (M.Yさん 女性)

内容

"Anne of Green Gables"を読んで英語を学ぶ人気講座です。

2002年から始まった『赤毛のアン』の英語セミナーは、今回の18期をもって、終了いたします。最後の機会に、ぜひご参加ください。心よりお待ちしてい ます。

<受講料>

オモカレ学生
全3回参加 :18,000円
2回参加 :12,000円
1回参加 : 6,000円

ビジター (一般)
全3回参加 :21,000円(1回あたり7,000円)
2回参加 :16,000円(1回あたり8,000円)
1回参加 :10,000円(1回あたり10,000円)

オモカレ学生とは
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名作『赤毛のアン』のペイパーバックを使って、アンの世界を、英語で読むおもしろさが実感できる講座です。

美しいプリンスエドワード島の風景の描写、アンとマリラやマシューたちの心温まる会話、愉快なアンの台詞の原文を、アン・シリーズ日本初の全文訳と研究を 手がけている講師の松本侑子さんが、1文ずつ音読して、文法と熟語をくわし解説しながら、訳していきます。

楽しみながら文法と語彙を身につけることができます。

毎回、セミナーの1週間前に、1章あたり150〜230語の単語・熟語帳を、メールでお送りします。全3回で450語〜690語におよぶ単語を、自分でひく手間がなく、予習、復習ができます。

セミナーごとに完結の講座ですので、これまで受けられなかった方も、まったく問題なく参加できます。初めて参加される方も、大歓迎です!

毎回、お菓子と紅茶のティータイムがあります。

2002年に第1期がスタート。のべ750名の方々に、全国からご参加いただいている人気講座です。2010年春は、3月に、第18期が開催されます。

■□■ 今回のテーマ ■□■□■□■□■□■□
2010年、春のテーマは「アンが巻きおこすユーモラスな騒動」

■□■ プログラム  ■□■□■□■□■□■□
■第1回■
3/6(土)マリラの紫水晶紛失事件〜〜第14章「アンの告白」

マリラが大事にしている紫水晶のブローチが紛失します。最後にさわったのはアン。さて、ブローチはどこへいったのでしょう? ブローチの行方をめぐるアン のおもしろい説明、アンとマリラが仲直りする感動的な場面も読んでいきます。

***ミニトーク***
この章に出てくる聖書から引用「すでに鍬に手をかけたのだから、もう後ろはふり返りませんよ」の解説、およびキリスト教にちなんだ描写をご説明します。
またマリラの紫水晶のブローチは、マリラの亡き母親の髪の毛を入れたものでした。そこで19世紀の遺髪の形見とアクセサリーについてもご説明します。

■第2回■
3/13(土)アン、ミス・バリーのベッドに飛び乗る〜〜第19章「演芸会、悲劇、そして告白」

アンは生まれて初めて夜の演芸会へ出かけ、ダイアナの家に泊まり、お客さま用のベッドに寝かせてもらうことになりました。嬉しさいっぱいのアンは ベットに 飛び乗ったところ、なかには、ダイアナの気むずかしい大伯母さんが……。その後の騒動と、アンが老嬢ミス・バリーの心をつかんでいく感動的なシーンを読ん でいきます。

***ミニトーク***
この章でアンは演芸会へ行き、友人たちが詩を朗読するのを聴きます。同級生のギルバート少年は、英国の女性詩人ノートン作の詩「ライン河畔のビンゲン」を 朗読しながら、ある方法で、アンへの愛の告白をします。引用元の詩を知っている人だけが、ギルバートの愛情表現を理解できるのです。それは何でしょう か……? ノートン作の詩をご紹介しながら、一歩深い読解を楽しみましょう。
ギルバートが暗誦する詩の舞台となったドイツ、ライン河畔のビンゲンの町へ行ったときの模様も、お話しします。

■第3回■
3/20(土)アン、赤毛を染めたら緑になった!〜〜第27章「虚栄心、そして苦悩」

アンは悩みの赤毛を黒くしようと髪を染めます。しかし結果は、気持ちの悪い緑色に……。マリラとアンの大いに笑える会話のやりとりを読んでいきます。

***ミニトーク***
この章でアンが語る引用は、スコットランドを代表する国民的作家サー・ウォルター・スコットの長編詩「マーミオン」の一節です。『赤毛のアン』にはスコッ トの作品がかなり引用されていますので、スコットの文学とスコットランドを旅した文学紀行についてもお話いたします。

松本侑子
  作家・翻訳家/日本ペンクラブ理事
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こんな方へオススメ

  • 楽しみながら英語のペイパーバックを読みたい人
  • 『赤毛のアン』が好きで原文で味わいたい人
  • アンの世界の背景をくわしく知りたい人
  • 英文を読む力をつけたい人
  • 翻訳に興味がある人

など、どなたでも歓迎いたします。


講師が、受講される方を指名して質問することはありませんので、英語に自信がない方でも、安心して参加できます。また授業中には、随時、ご質問を受けつけ ていますので、わからない点は、ご自由にご質問ください。


これまでのセミナーでは、10代から60代、70代の方まで、幅広い年齢の方々が、参加されています。毎回、男性の参加者も3名〜5名いらっしゃいます。セミナーごとに完結の講座ですので、初めての方も、まったく問題なく受講できます。初めてのご参加を大歓迎します!

★これまでのセミナー
第 1期 2002年夏
第 2期 2002年秋
第 3期 2003年春
第 4期 2003年秋
第 5期 2004年春
第 6期 2004年秋
第 7期 2005年春
第 8期 2005年秋
第 9期 2006年春
第10期 2006年秋
第11期 2007年春
第12期 2007年秋
第13期 2008年春
第14期 2008年秋
第15期 2009年新春(大阪初開催)
第16期 2009年春
第17期 2009年秋

■□■ 参考テキスト ■□■□■□■

(1) 『赤毛のアン』(集英社文庫・松本侑子訳) ISBN:4087472019 税込み840円 *当日セミナー会場でもお求めいただけます。


★松本侑子先生の現在募集中のそのほかの講座★

松本侑子の『赤毛のアンに隠されたアーサー王伝説、ケルトの謎』

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  • オモカレ学生の方は、本講座で、オモカレポイントが使用できます。200ポイントお持ちの方は、受講料から200円割引いたします。10名限定(先着順)です。(お申し込み一回につき200ポイント割引となります)
  • オモカレポイント(すでにお持ちのイー・ウーマンポイントも使用できます)をお持ちの方は、ログインしてお申し込みください。

開催時間の表示に誤りがありました。 正しい開催時間は13:30-15:30です。 お詫びして訂正いたします。