ぬで島次郎の「臓器提供についてより深く 考える〜21世紀の移植医療はどうなるか」
ぬで島次郎 東京財団研究員 生命倫理 政策研究会共同代表
日時 2010年10月13日(水)19:00-21:00
2009年7月に改正された臓器移植法が、この7月17日から全面施行されました。脳死後に臓器を提供できる条件として、本人の生前の意思が不明な 場合、家族の同意だけでいいことになりました。また、この法改正により15歳未満の子どもたちも、国内で移植を受けられるようにしようと、家族の同意だけ で臓器移植ができるようになりました。
旧臓器移植法のもとでは、1997年10月から2010年6月までの13年近くの間に、全部で86人の提供者しか出ませんでした。一年平均にすると7件弱。世界的に見て最低水準の数字であることは事実です。改正後、どうなっていくのでしょうか。
一方、世界で一番多く移植を行っている米国では、毎年7,000人以上の脳死の人から臓器が提供されています。またフランスでは、一年に1,500人前後の脳死の人から臓器提供が行われています。
本講座では東京財団研究員で、生命倫理 政策研究会共同代表、イー・ウーマンの円卓会議でも議長を務めてディスカッションをしてくださっているぬで島次郎氏と幅広く、21世紀の移植医療はどうな るのかを考えて行きます。質疑応答の時間もたっぷりとり、一緒に考えて行きたいと思います。
移植医療の基礎から専門知識まで学べ、考える貴重な機会です。どうぞ、ご参加ください。どなたでもご参加いただけます。
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